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【C3病棟@】  聖者の行進

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聖者の行進



俺は一つ目のエヴァを介して 風 蘭 とリンクした。
攻撃と静寂。衝動と思考。破壊と構築。感情障害とプログラム。

相反する人格は奇異で新たな思考回路を
二進法で演算する狂気を醸し出した。

双極性感情障害者は多発性精神障疾患へと進行出来るのだ。
それはもう、人間の根底に等しい個性と言う名の付加価値を与えられる。

異型だが自己防衛本能に優れ、パルスの強弱とベクトルを司り
生命の遺伝的見地から、あらゆる角度において最も進化した生物となり得る。

俺はこの様に大脳皮質の前頭葉によって思考するのだが、
ニューロンの触手は別の回路を見つけ出し異なる思考分野が形成される。

異なる人格というパルスの影響でハードディスクにダウンロードする。
演算速度も遥かに向上し、見るものの視点は真理を貫く。

俺はリンクによって思考回路を変えてみる。

俺は障害を歓迎している。

見えなかった人の痛み、爆発的な仕事の潜在能力の解放
そして生命の尊さについての深い理解。

生死については単純に考えている。
産まれてきた理由、死んでゆく意味。
どちらを取っても素晴らしく、奇跡に満ち溢れている。

風 蘭 から学んだ事。

俺の脳へと送られる膨大な情報。


月の



さあ、カーニバルの始まりだ。
屍の上にジャズの軽快なリズムに乗って、聖者の行進を陽気にしよう。

そうさ、命が尽きた事を嘆くより、魂の開放を盛大に祝おう。
自分本位に事を悲観する暇があったら、自分の出来ゆる可能性を信じるべきだ。
足元の幸せを感じる事が出来る人は、脳内伝達物質の優位的変化を体験できる。

そこに障害や貧富が入り込む隙はないだろう。
皆、個々に平等の富を持っており、見渡す限りの世界は希望に満ちている。

何故ならば、人は欲望に満足できず、新たなる欲望に支配される。
比較的な優位性、限りない物欲、地位と名誉、社会的成功、などのいわゆる煩悩。

生きる事は何時でも死を意識すること。
許された時間の中で生命の営みを理解すること。
受け継がれた先代の科学者や哲学者の財産を生かして、
一定の物理的法則を探求すること。

もっと素晴らしい事は、輪廻により地獄の現世に産まれ落とされていても
自ら死の選択を取らずに生き続けていることだ。

人は生きているだけでも誰かの役に立っている。
生きる事こそ最も素晴らしく尊いことだ。

幸せを感じる事は容易なこと。
自分の境遇を辛いと思うより、
その試練に感謝しつつ、小さな箱から小さな幸福を探せばいい。

その箱は次第に大きくなり心を解き放つ。
心は感情の癖であるので、容易に変える事が出来る。

その先にこそ、生き抜いた事実を祝福して魂の解放を祝えるのだ。
なにも悲しむ事はない。
平等で障害もない煩悩から離脱した世界へとお見送りするのだから。


さあ、パレードが行くよ。
賑やかに聖者の行進を陽気にしよう。
そして自殺など考えずに生き抜いた方々の祝福をみんなで讃えよう。




ネグロ奴隷が過酷な労働で、
苦しくて辛くて痛くて、絶望感の中で死んで逝った。
過酷な現実で、苦しくて辛くて痛くて絶望感の中にいる貴方にも
まだ生きゆる環境が十分残されている。

解放された魂を祝ってあげる事も出来る。

もう一度勇気を出して、生きてみよう。

世界は希望に満ちているんだから。

さあ、パレードに参加しよう。

共に聖者となって己の魂の解放を祝うのだ。





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