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あなたは何をつたえたいのですか

010 (4) 






デッキチェアーからKENTを燻らして 新緑の空を渡る風になっています


羽毛のような空気がそよいで 揺らいでいるのは浮遊した心


此処が何処かなんて関心事でなく あの大木の上のカッコウの巣の上で


繰り広げられている事実に涙している卒業生です





Vintery, mintery, cutery, corn,
Apple seed and apple thorn;
Wire, briar, limber lock,
Three geese in a flock.
One flew east,
And one flew west,
And one flew over the cuckoo's nest.




他の鳥の巣に卵を産み 親鳥に知らず知らずカッコーの雛を育てさせる習性がキチガイなんです


カッコーという言葉には「気が狂った」という意味として使われています

だから キチガイと呼ばれる者が集うカッコーの巣は精神病院を意味しています



映画 「カッコウの巣の上で」より


●マクマーフィーという男
マクマーフィーは刑務所の強制労働を逃れるためにわざと精神障害を装って、わざわざ精神病院に入院してきました。
彼は全く障害を持たない責任能力のある人間です。精神病院に入れば強制労働もなく、2ヶ月間自由に遊んでくらせると思っていました。


しかしそれは刑務所の話であって、精神病院に入院するということは医者達の判断で退院を決めることになるので実質無期懲役のようなもの。
健常者のマクマーフィーは周りの精神障害者達をからかいながらも、精神病院内の規律に対して反旗を翻します。
野球を見せてくれとか、脱走したりとか、挙句の果てには病院内に酒と女達を連れ込んでどんちゃん騒ぎ。
毎日同じ日常と、わけのわからない薬を強制的に飲まされる日常を受け入れていた精神障害者の常識を一気に覆したのです。


罰として電流を流されても「充電バリバリでヤった女が光っちまうぜ」と冗談もいう。
無口なインディアンの心を開かせたり、童貞男に女をあてがったりと病院内の人間を次々と変えていきました。


しかしそんなことがいつまでも許されるはずはなくどんちゃん騒ぎのあと、

マクマーフィーはロボトミー手術を受けさせられ完全に人として生きることができなくなりました。
そんなマクマーフィーを見て悲観したインディアンのチーフが枕で窒息死させるのです。
そしてカッコウの巣から一人だけ抜け出したガチョウになったのです。





ロボトミー手術こそなくなったものの 現代の精神医療もそれと何も変わっていません


電パチと呼ばれる電気ショックを統計学だけを信じて行う精神科医たち


看護師が見ている前で舌の裏まで検査されて大量の薬を飲み干さなければなりません


最近は統合失調症注射剤の「ゼプリオン」という薬での死亡例が多く報告されました


ディスパダールは重篤な症状が出てから生命の危険を察知します


日本の精神医療のほとんどは 薬で強制的に思考を停止させるだけで根本的なところに触れようとしません


薬漬けにして思考停止した人生などは死んだものと同じことです


すでに生きていないのです


現在精神病で苦しんでいる人の中にはちょっとした予期せぬ出来事がきっかけで治療へ繋がるケースもあると思います


しかしカッコウの巣は何百年以上も変わっていないのです


他の医療技術が向上していく中で精神医学だけが何も変わらない


全ての患者さんは何か特別な可能性を持っていたのかもしれないのに 廃人にして統率してしまうのです


現代社会の教育制度も同じです


先天性精神障害 不治の病 アスペルガー 痴呆症 ダウン症 自閉症 近年までのライ病


ボーダーラインなんて誰が決めるのでしょう ひとつ一つの個性の中で必死に生きている人間なのです


なぜ統率されて差別や偏見を受けた生活しか許されないのでしょうか




幸いに現代はIT社会です 言葉では表現できなくても 何も伝えられなくても手段はあります


「自閉症の僕が跳びはねる理由―会話のできない中学生がつづる内なる心」


東田 直樹
 は世界的ベストセラー作家であり講演会の予約が取れないヒーローとなりました


サラリーマンの年収の5倍は貰って 信じていてくれたお母さんに親孝行をしています







あなたの考えを表現して貰えませんか あなたは何を伝えたいのですか




この空の向こうまでダイブしてみませんか




乱反射する柔らかな藍を突き抜けて 太陽風で七色に輝くあなたと出会いたいのです










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もう一つの OneNote 
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